2023年ドラフト会議

本日2023年のドラフト会議が行われました。
マリーンズは以下の選手の交渉権を獲得しました。

1巡目
上田 希由翔（きゅうと）　内野手　明治大　右投左打　22歳
大学1年秋から4番を務める世代ナンバーワンバッターの呼び声高い選手。大学通算74打点は歴代単独4位の数字。
体も強くて率も残せる中距離ヒッターということですがポジションはサード。あれ？左打ちのサードってもういなかったっけ？(　´Д｀)

2巡目
大谷 輝龍　投手　富山GRNサンダーバーズ　右投右打　23歳
北陸最速右腕。MAX159キロの真っすぐが魅力的。主にリリーフでの起用が多いみたいです。
社会人も経験して少し遠回りしてのドラフト指名。どの映像見ても真っすぐしか投げてない気がする。

3巡目
木村 優人　投手　霞ヶ浦高　右投左打　18歳
チームではエースで4番。U-18にも選ばれた右投手。150キロの角度のある真っすぐに多彩な変化球が武器。
高校生の中ではナンバーワン右腕の呼び声高いです。ワールドカップでは奪三振も多かったみたいです。

4巡目
早坂 響　投手　幕張総合高　右投右打　18歳
地元枠。投手歴は短いけど最速151キロの将来性豊かな投手。村山に続いての同校からの指名です。
まだ投手としてこれから覚えない事は多いけど伸びしろを感じる投手に見えます。

5巡目
寺地 隆成　捕手　明徳義塾高　右投左打　18歳
U18のメンバーで捕手以外にもファースト、サードも守りチーム2位の安打数と打点を挙げて活躍した選手。
打球も鋭くて木製バットにもすぐに対応出来そうなバッティングが魅力ですね。

育成枠1巡目
武内 涼太　投手　星稜高　右投右打　18歳
1年生から甲子園のマウンドに上がってヤクルトの奥川2世なんて言われてたとか。
バッティングも魅力なんだけど投手として指名。ボールの威力がありそうな感じですね。

育成枠2巡目
松石 信八　投手　藤蔭高　右投右打　17歳
高校1年生の時から150キロ越えのストレートを投げてたというビックリの投手。
怪我で苦しんで高校最後の試合も試合中に怪我して降板。素材としては十分期待出来そうですね。

育成枠3巡目
高野 光海　外野手　富山GRNサンダーバーズ　右投右打　19歳
池田高校時代は高校通算19発。オリックスの杉本を指導していた監督さんが潜在能力の高さを評価していました。
パワー自慢だけど独立時代の成績見ると死ぬほど三振が多いのが気になるところ(　´Д｀)

育成枠4巡目
藤田 和樹　外野手　延岡学園高　右投左打　17歳
見ていると投手として長身からサイド気味に150キロ近いボールを投げるって評価が出てきてますが、
どうやら外野手としての指名みたいです。高校通算30本の選手。ジョニーの後輩ですね。

育成枠5巡目
富山 紘之進　捕手　会津北嶺高　右投右打　18歳
チームでは4番で正捕手。元々大学進学予定だったけど夏の大会後にプロを意識するようになったとか。
噂では西武の入団テストを受けていたみたいです。どうしてロッテが指名したのかは謎。

というわけで合計10名の選手を指名しました。これが成功かどうかはまた数年後に結果が出ます。
まずドラフト1位指名なんだけどくじ引きを3回外して明大の上田を指名しましたが、
正直度会を外した時点で後手後手になって最終的にくじ引き全敗してるのを見て何がしたいのか分からなかったです。
投手が欲しいのか野手が欲しいのかブレブレでどちらかに絞ってほしかったです。

支配下選手の指名は大学生の強打の内野手、リリーフ向きの速球派投手、そして将来性のある高校生投手となりました。
ただ、あれだけ大卒投手が豊作だったのに1人も指名しなかったというか出来なかったのは気になるところです。
CSでブルペンデーをやらないといけないくらい先発がいなかったのに先発候補の大学生を指名しなかったのには不満が残ります。
その辺はトレードや現役ドラフトやFAなどでやりくりするならいいんだけど、ちょっと気になります。

そして上田は内野手。サードでベストナインを取りました。守備をどこで考えてるのかな？
安田や山口のケツを叩く選手としてはこれ以上ない選手かなって思います。
正直ちぐはぐなドラフトというのが現段階での印象です。ただ、さっきも言ったけど答えは数年後です。
まずは選手が入団してくれて大きく伸びてくれることを期待します。